天敵なキミに恋をした





「音楽に戻れたのも兄貴との仲が治ったのも全て神崎のおかげだ。ありがとう。」




そう言ってフワリと微笑む相沢くん。




「わ、私もっ!亜美先輩とか相沢くんが他の女の子といるとモヤモヤして、ズキズキしてたくさん嫌なこと考えたりもしたの!」




勇気を振り絞るようにして出したその言葉は一度出すと止まらなかった。





「でも、今相沢くんといれることが私の幸せだから。

今までの嫉妬なんて吹き飛ばされるくらい相沢くんのことが好きなの。」




私がそう言うと相沢くんはふっ、と笑う。



「ほんとに、ほんとに大好きだからこれからも一緒にいてくださいっ!」




顔を真っ赤にさせながら言うと相沢くんはクスクスと笑う。