「でさ、おまえ、バスの中で誰がいちばん好きかって聞いたよな。逆に聞くけど俺がいちばん好きなやつ、わかんねぇの?」 まっすぐ見つめられ、ドキリとしてしまう。 「わかんない…わかんないよ…っ!だって相沢くん、かっこいいからもっとお似合いの子いるし、それから……」 亜美先輩がいるから。 その言葉は言えなかった。だって相沢くんの顔がすごく怖かったから。 「なんだそれ。かっこいいと美人としか付き合っちゃいけないってこと?」