そして私を近くの壁に押し付けた。
「へ、相沢くん?」
「今、おまえのこと襲っても優しいって言えるか?」
相沢くんはそう言って私の首元に口付ける。
「へっ…ちょっ、相沢くん……⁉︎」
そして今度は耳を嚙む。
「おまえの嫌がることしても優しいって言えんの?」
「ひゃ…っ…」
くすぐったくて首をすくめてしまう。
「でっ、でも、相沢くんは私の嫌がることしないもん。
どんなに意地悪で音楽が嫌いでも嫌がることなんてされたことないもん!」
私がそう言うと相沢くんはふっ、と笑って私から離れた。
「そこ、音楽嫌い関係ねぇって。」
相沢くんはそう言って私に背を向ける。

