そんなことを話していると、 「神崎、待たせたな。兄貴サンキュ。」 相沢くんが帰ってきた。 相沢くんの目は少し赤くてきっと泣ーー ううん、気にしないでおこう。多分相沢くんは私に知られたくないと思うから。 「神崎、そろそろ帰れ。送ってくから。」 その言葉に笑顔で頷いて相沢くんのお兄さんに挨拶をしてから帰る。 「神崎さん。」 靴を履いてると相沢くんのお兄さんに呼ばれた。 「奏多をよろしくね。」 「はいっ!」 その言葉に元気よく頷いて私は家に帰った。