『おまえなんて来なければよかったのに。そしたら今日のことだってあんなに辛い思いはしないで済んだのに。』 兄貴にとって俺の存在は邪魔なの? 『おまえになにいっても仕方ねぇよな。てか、お前に俺の気持ちなんて分かるわけねぇし。』 そう言ってから兄貴は俺と目を合わせた。 『俺、音楽やめるわ。こんなに嫌な気持ちになる音楽なんて嫌だ。ま、お前はせいぜい頑張れよ、才能の持ち主さん。』 兄貴はそう言って家を飛び出していった。 俺も…もう音楽やめようかな。 大好きだけど、まだやりたいけど。