「…さすがです。貴女のフルートは本当に美しいです。」 相沢くんはそう亜美先輩に伝える。 胸が、ざわつく。 「一緒に吹こ?、なんて昔みたいに言ったら今はなんて返してくれる?」 亜美先輩は相沢くんに尋ねる。 「すみません……」 相沢くんはそう言って目を伏せた。 ダメだ私。今、すっごく嫌な気持ちだ。 亜美先輩は部活のためにやってくれてるのにそれに対して私は不満を持ってる。 相沢くんは私のなのに。 亜美先輩と相沢くん、しゃべらないで。 相沢くん、こっち見てよ。 めんどくさいなぁ、私って。