天敵なキミに恋をした





「神崎……お前もきたのか。」




相沢くんは苦笑して私を見る。





「うん、私も説得側に回るから。」




私がそう言うと相沢くんはますます苦笑した。




そして亜美先輩が口を開く。




「相沢くん、うちの部活にーー」




「断ります。ってか、なんで放課後までこんな話しなきゃなんないんですか?

大事な話があるって聞いたからきたのに。」



すると亜美先輩は相沢くんの手を握った。




「コンクールだけでもいいからお願いっ!」




ズキンーー



亜美先輩が相沢くんの手を握っている。



それだけで胸が痛む。