するとガチャリとドアが開いた。 「あれ、お兄ちゃんなにやってんの?って、誰か泣いてる⁉︎」 美希ちゃんだ。 美希ちゃんは亜美先輩をギョッとした顔で見た後、私たちを見る。 そして目が合う。 「詩音さん!!!」 抱きつかれる。 「美希ちゃん、久しぶりだね。」 「えへへ、見てください。詩音さんが選んでくれたマニキュアですよ!」 爪を見せてくれる美希ちゃん。 「おい、美希、空気読め。部屋に引っ込んでろ。」 相沢くんが呆れたようにそういう。