〜side一輝



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その日の夜。



ま…麻結ちゃんから連絡が来た…!



1人部屋に籠もって携帯の画面を見つめている俺。



内容は、今日の遊びに行ったことと、そのお礼がつづられていた。



…麻結ってこんな顔文字使うんだ…まあ…らしいといえば、らしいけど…!



何でもない事だろうけど、その一文一文でさえもなんだか嬉しくて、思わずニヤけてしまう。



…じゃねぇよ…!返信しないと…!!



そうして若干緊張して手が震えながらも何とか文章を打ち込む。



はぁ…でも俺、今日頑張った…よな?!



だってお互い名前で呼び合うようになったし…!



まぁでも、敬語じゃなくていいよ、とは言えなかったけど…



だって麻結の事だから、絶対断わられると思って。



芸歴でいうと麻結の方が上なのになー…


あ、でも美波ちゃんには普通にタメ語で喋ってるか……



羨まし……



って…!何で俺、女子にも妬いてるんだよ!!!違う違う!!