「…もういいわ。今日のレッスンは無しで、あとは勝手にしてちょうだい。こうなったのは全部あなたのせいだからね。」
そう言い残すと、マネージャーは麻結ちゃんに背を向けて
俺らがいる方ではないもう一つのドアからスタスタと足早に歩き去っていった。
「あ…!!…ちょっ…裕也!麻結ちゃんを頼む!」
「え?一輝どこ行くの?おーい!!」
何が何だか分からない様子の裕也を置いて、俺はマネージャーの後を追った。
あんな言い方されて…麻結ちゃんは我慢していたみたいだけど、
ごめん、俺は許せない。
「おい!!待てよ!!」
そう言って
追いかけた先の廊下の突き当たりで、俺は麻結ちゃんのマネージャーを呼び止めた。
案の定、不機嫌な顔でこっちに振り向くマネージャー。
「…何。」


