俺の視線の先にはジャージ姿の麻結ちゃんがいた。
「お、おい裕也!!…あれって麻結ちゃんだよな?!」
思わず裕也に報告すると、裕也も気付いたのか「あ、本当だ…!」と呟いていた。
ま、まさかこのタイミングで授業が一緒になるなんて思っても無かったし…嬉しすぎるだろ!!
麻結ちゃんはクラスメイトらしい友達数人と固まって何か話をしている。
あぁー…ジャージ姿でも可愛いな…
てかなんだろう…すごい透明感があるんだよね…あと、あの独特の柔らかい雰囲気…
しばらくぼーっと見つめていると
「ちょっと一輝!授業始まるよ!ほらみんな並んでるし。」
その裕也の言葉でハッと我にかえる。
やっべぇ…つい無意識で…
少しもどかしさを感じながらも、麻結ちゃん達がいる方の反対側へ集合しに行った。


