きみはアイドル





そんな事を思いながら着替えを済ませて移動していると、

体育館の中へ入って行く人がやたら多いことに気が付いた。



「もしかして、合同かなぁ。」



一緒に移動していた裕也も気になったのか、そう呟いていた。



球技大会や体育祭の練習のときに、学年が違ったりしても体育の時間が被ることは結構あるしね。



中に入って辺りを見回すと、何故か心がざわっとした。




…俺の知っている顔が数人見える…この人達は同学年じゃなくて…





「どうしたの?」



と裕也が声をかけてくれたけど、俺の興味は違うところにあった。




いや…これは、もしかしたらもしかするかも…!





そしてもう一度体育館の中をゆっくりと見渡す。



そして



「…!いた…!」



見つけた。俺が…会いたかった人が。