きみはアイドル




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休み時間、私は3年生の教室の前まできていた。



…といっても芸能科は校舎が一緒で
人数も少ないから
同じ階にあるんだけどね。


来たのは今日が初めてだけど…。



私は前のドアを開けて中の様子を伺った。


うわぁ…やっぱ、先輩の教室だし…怖いなぁ…



すると、あらかじめ連絡してあったからか
目が合うと私がいるところまで来てくれた。



「麻由っち!ごめんね、わざわざ。」



「いえいえ…!先に言いだしたのは私の方ですし…気にしないで下さい。」




そう。駆け寄って来てくれたのはBirthのメンバーの祐也先輩。



「…ここで話すのもなんだし…ちょっと出ようか。」




そう言って教室を出ると、階段の途中にある踊り場へ向かった。