光に走れ
君が向かうものは
全て光が教えてくれるから
光だけ 僕だけを
見つめてくれればいいんだ


サビを終えると

『ううっ うぇっ ぶぇ…』

変な声で嗚咽を漏らし始めた

『わ、私、この高校の、 1年の遥長未笑《ハルカワ ミエ》です… 陽斗夢くんの大ファっで』

ここまで来て陽斗夢の顔とRenaの顔が曇る

そう、ここで最後に話したことに反そうとしているから

「あの!お客様っ!」

遥華はなるべくニコニコと笑って未笑に話しかける

「このメイド喫茶のルールに反そうとしていますので、聞いていただけますか?
このメイド喫茶は有名人が多々いますが特別なファンになろうとする行為は禁止しています♪
その中に自分の名前の紹介アド交換 LINE交換等の個人情報の追求などが含まれております♪
ということですので、中にどうぞ?
しかも陽斗夢くんは料理担当ですよ?」

私はそういうと一番窓際に連れて行った