馬鹿なあたしでもそれくらい分かった。 ―その瞬間、胸がチクリと痛んだ。 だけど、特になんの争いもないまま、時は過ぎた。 「ねぇ、このアニメの中だったら誰が好きー??」 廊下で萌ちゃんと暖房の上に座って話をしていた。(←火傷すると危険なので座らないように!!) 「あたしはね…」 萌ちゃんが好きなキャラクターを指さしていた。 「このキャラクターのどこがいいのー!?」