片想い



彼の笑みを初めて見た。



彼が笑いかけて話してくれたのはこれが初めて…。



去年から今まで彼のことは物凄く嫌いだった。



けど、今はちょっとだけ嫌いではなくなった。



「美羅維、お前笑いすぎっ。今の話、嘘に決まってんだろ〜」



「えっ!?嘘でしょー!?」



「普通猿が髪の毛剃るかよ」



蒼空に笑いながらそう言われ慌てふためいた。



他の2人も、



「やっぱり〜。まぁ、初めに聞いた時は物凄く面白かったけど〜!!」



「蒼空の話はめっちゃ面白かったけど俺は美羅維の笑いが一番面白かった」