「ご飯たーべよ♪」


「うん!」


そう言って私は自分の席を移動して奈子ちゃんのもとに。


お昼はいつも奈子ちゃんと食べるんだ。


友達と食べるお昼がこんなに美味しいって、高校生になって初めて知った。


それに、奈子ちゃん以外にも友達はできた。


すこしずつだけど…友達の輪が広がっていってる気がする。



これなら私…


頑張ったらできるんだ、私も。