証明します、この恋を。




そして…彼こそが2つ目のこの高校を選んだ理由。




私の…ずっとずっと好きな人。




「暖かな春のおとずれと共に、
今日の良き日を迎えれられて…」


スラスラと彼が代表挨拶を読み始めると


さっきまでの悲鳴は嘘のように静かになる。


そう、彼は声までもかっこいい。 
 

その上この代表挨拶は主席合格の生徒がする。


頭が良くて見た目もいいなんて、さすが"王子様"だよねなんて思う。