証明します、この恋を。




「じゃあ、副委員長は飯山さんにお願いしてもいいかな?」


…。


え!?私!?


「私ですか!?立候補もしてないんだけど…」


席を立ち、滝くんに向かってまっすぐ立つ。


こんな時でさえも綺麗な瞳だなあなんて、考えてる私は相当な彼好きなんだろう。


だけどそれより…他の女子の目が痛い。


奈子ちゃんはというと…


私の方を見てニヤニヤ。


「奈子ちゃん!!助けてよ!!」


「私、他の人と保健委員しよーっと♪」


って奈子ちゃん!?


唯一の頼り綱の奈子ちゃんに裏切られ、追い詰められた私。