ピカピカの制服を見にまとって、


真っ直ぐな道を歩く。


桜達がまるで私の入学を祝ってくれているかのように、桜吹雪をふわぁっと。


チラチラとすれ違う新入生たちに何か視線を感じて。


「ちょっ…あの子、めっちゃ可愛くね!?」


「ばーっか。絶対彼氏いるよ。」


なんて会話を横目に、私はその男子達にスマイル一つ。


「や、やべぇ…かわいすぎ。」


真っ赤になるその男の子。