そしてあの日から…もうひとつ。
りおんが毎日昼休みに滝くんの所でご飯を食べるようになったこと。
その時に見える二人おそろいのキーホルダーがケータイについていて。
私に見せつけてくるかのように…
大きな声で笑うりおん。
"見せつけてる"なんて思う自分自身にも嫌気が差す。
滝くんの表情は…見れない。
微笑んでるって思ったら辛い。
見ないようにしていても、気づいたら目で追ってる私の目。
好きじゃない、好きじゃないって思うほど…
滝くんの存在がこんなに私の中で大きかったんだって実感させられる。
こんな自分がほんとに嫌でたまらないよ…


