私は、耐え切れなくてりおんと仲が良かった呉羽(くれは)ちゃんに聞いたんだ。
「ねぇ、呉羽ちゃん…
なんか知ってるなら教えてよ…」
ばちんっっっ!!!
いきなり左頬に激しい痛みが走った。
私…呉羽ちゃんに、ぶたれたんだ。
「りおんの苦しみを、何も知らないのに…
あんたなんか大ッキライ!!!
これでも見たら?」
呉羽ちゃんは私に一通の手紙を渡して走り去ってしまった。
また手紙だ…と思った私は気が重かったけど、
理由が書いてあるなら見ないといけないと思って見たんだ。
そこにはこう書いてあった。
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