「私は大原りおん(おおはらりおん)! って、 紹介なんていらないよね?ちーちゃん♪」 背筋が…凍る。 だって、私が"地味メガネ"になってしまった… 原因を作ったのは、りおんなんだから。 「え、もしかして二人とも知り合いなの?」 「うん!小学校の時からの"親友"だよ♪」 やめて…その言葉を言わないで… 「これからも…よろしくね?ちーちゃん?」 そう言って、私にあの頃と同じような笑顔で微笑んだ。 だけど…その笑顔は"仮面"だって私は知ってるんだよ。 どうして…りおんがここにいるの…?