───────────────……
──────────……


　ふと気がついたら目を閉じて、いつの間にか寝ていたらしい俺。



　ヤバい、凛に迷惑かけてしまったかも。



　そう思って起きようとしたら、


「好きだよ、洸くん」



　凛がそう言って俺にキスしてきた。




　…………ん？　このシチュエーション……。



　頭に駆けめぐったのは俺たちが付き合い始めた日のこと。



　確かあの日も寝てる俺に「好き」と呟いてキスしてきたんだったよな……。



　だったら……。