そして、キスをした。


「明日からその笑顔で笑えよ!」

「あっはい!」



――翌日――


「花弥。私先生に告白したから。」

「そっかー。てっえ?ほんとに?

 どうだったの?」

「卒業するまで待ってくれる。」

「ほんと!?良かったね!!」

「うん!」


するとグイッと引っ張られた。

「おはよう!中嶋!」

「先生!おはようございます!」

「先生じゃないだろ?げんちゃんだろ」

「げんちゃん?」


上を見上げると

真っ赤な顔をしたげんちゃんがいた。


「明日の放課後あけとけ。」

「え?はい。」

「遊びに行くぞ」

「え?ほんとに?」

「当たり前だ。」







私はとても幸せです。



It is love not to come true
叶わない恋だけど



叶わない恋なんかないんだね。