「気持ちは、変わらないの?」
「・・・ああ」
覚悟していたつもりだった。
でも、全然できてなかったんだ。
いつかレオと繋がる未来がくるって勝手に思ってた。
「・・・そっか。ごめん」
それ以上何も言えなくて、私は飛び出した。
走って、走って、こみ上げてくるものを振り払うように。
ただ、ひたすら当てもなく走った。
ドン!!
角を曲がったところで誰かと思い切りぶつかり地面に倒れこんだ。
倒れこんだまま、起き上れず突っ伏したまま涙が溢れた。
「・・・た、わ、悪い!大丈夫か!?」
起き上らない私に慌てて私を抱き起こそうとしてくれる。
私は抱き起され、その場にぺたりと座る。
私がぶつかったのは、カイだった。


