「レオ・・・」
「・・・ユキ」
会議の後、私は真っ先にレオのところに向かった。
怖かったけど、ちゃんとレオから本当の事を聞きたくて。
「あの、婚約者の事・・・」
「・・・聞いたのか」
「うん・・・。ねぇ、ウソだよね?だって」
「本当だ」
私の言葉を遮るように、レオがはっきりそう言った。
私はハッと、目を見開く。
「本当・・・?」
「この国のために、そうすることが最善だと判断した」
「国のために?」
「そうだ。俺は、王だからな。国を良くする義務がある」
わかるよ。
言っていることは。
レオが王さまだってことも。
今、国を建てなおす大事な時だってことも。
それには、他国の協力が必要だってことも。
でも、でも、それじゃあ私の気持ちはどうなるの?
レオにとっては、その程度だったの・・・?


