未知の世界3


翌朝、体が筋肉痛で、起きずらかった。




でも、幸治さんよりは先に行かないと、と思い、幸治さんの朝食を準備して、家を早く出た。








病院へ着き、医局の先生方にコーヒーを入れて配った。




30分くらいして、幸治さんが出勤してきた。





「ちょっと、、、」





と幸治さんが私を廊下へ来るよう促したので、私は廊下へ向かった。





「かな、今朝飯食って来たか?」





「、、、いえ。今朝も食欲がなくて。」






「そうか、点滴するか?」






「えっ?それは結構です!」





「じゃあ食欲なくても飯は食えよ。倒れるぞ。昼は時間があるから、一緒に食堂に行くぞ。」




「はい、、、」






食欲がないのに、幸治さんと食堂だなんて。





はぁ。






と思いながら、早川先生の朝の回診に、皆で行った。