帰るとソファに座ってから、寝てしまったようだ。
気づくと夜中で、ベッドで寝ていた。
幸治さんが運んでくれたんだろう。
お風呂に入ってないから、シャワーを浴びるため部屋を出た。
リビングを通ると、幸治さんが起きていた。
「起きたか。今日は疲れただろ。」
「はい、今までの病棟と違って、体力を使いました。」
「そうだな。医者には体力が必要だな。
軽く何か作ろうか?」
「いえ、寝起きであまり空いていません。ありがとうございます。」
「そうか、じゃあ俺は寝るから、風呂に入ったらゆっくり休めよ。」
「はい、ありがとうございます。
おやすみなさい。」
と言い、リビングを後にした。



