未知の世界3


進藤先生の車では、幸治さんが後部座席で横になり、私は助手席に座った。





というよりも、なかなか車に乗ろうとしない私は、無理やり押し込むように助手席に進藤先生に乗せられた。





助手席って、一番きついよ。





さっきから切れてるオーラがすごい。





「帰ったら、一通りの診察と検査をするからな。」





その一声で十分すぎるほど、これから何が待っているのか察しがついた。