「ん?」
あれ?
といつのまにか私は寝ていたことに気づいた。
そして今、幸治さんも目が覚めた。
「か、、、な?
どして、、、ここに。」
本当のことを言ったら叱られるよね。
「進藤先生がね、もう治ったから退院してもいいって。
明日の退院だったんだけど、幸治さんが体調崩してるから今日退院していいって。」
あ、、、嘘つき、私。
「ん、、、
よく理解できんけど、、、
まぁいいや。」
ふぅ、、、
バレずに済んだ。
よかった、パジャマから私服に着替えておいて。
「幸治さん、お腹空いてませんか?」
「あ、空いた。
だいぶ楽になった。」
「おかゆ作ったから、持ってきます。」
「いや、いい。リビングに行くわ。」
といい、幸治さんは少ししてからゆっくりと起き上がり、幸治さんとリビングに向かった。



