「どこに行くつもりなの?」 とものすごい形相の進藤先生が立っていた。 うわっ! やばい! 初めて見る!こんな怖い顔。 もう、こんな怒らせて、どうにかなるなんて思ってなかった。 けど、これはやばいと瞬時に感じ、私は掴まれた腕を必死で降った。 言葉は出なかった。 自分が悪いんだもん。 でも、これから起きる恐怖を想像したら、体が拒否反応を起こしていた。 ここにいたらとにかくやばい!