そう言って、抱きしめてくれた彼を。 「そんなこと言わないわ。」 私は、信じる。 「バステト。」 どこまででも、彼とともに。 「私を、この城から盗み出して。」 誰にも止めさせない。 彼はふわりと笑い、私を抱いて闇夜へ。 「覚悟しろよ?」 そんなことを言う彼に。 今度はそっと、私からキスをした。 Fin.