なんだか仲良くなったみたい。 彼が消えた窓を眺めながら、彼を想う。 さっきまで冷め切っていた心に、暖かい火が灯ったようだ。 「まさか…ね。」 一瞬心をよぎった気持ちには気づかない振りをして、ベッドへと戻った。 ++++++ 次の日。 怪盗バステトが昨日は何も盗まなかったことが話題となっていた。 今まで失敗したことはない、バステト。 また城に盗みに入ることが予想された。 バステトへの対策を練るため、城の重要人物たちは朝から会議。