「長谷川って……うちのクラスの?」
「はい。そうです」
「へ〜」と言いつつ、私が書いたプロット、そして前に渡したキャラクターシートもいつの間にやら手に忍ばせていたようで確認している大川先生。
「あのさ…、もしかしてこの主人公のことを好きになるこの王子様キャラってモデル、長谷川?」
ギクッ
「……あ、分かります?」
そう。実は主要人物の中の一人に王子様キャラが存在するのだが、モデルは長谷川くん。
だって、身近にあんな王子様キャラいないんだもん。
すると、先生は顎に手を乗せ、何かを考え出している仕草をみせる。
「もしかして、椎名って……長谷川のこと好きなのか?」
「はい。そうです」
「へ〜」と言いつつ、私が書いたプロット、そして前に渡したキャラクターシートもいつの間にやら手に忍ばせていたようで確認している大川先生。
「あのさ…、もしかしてこの主人公のことを好きになるこの王子様キャラってモデル、長谷川?」
ギクッ
「……あ、分かります?」
そう。実は主要人物の中の一人に王子様キャラが存在するのだが、モデルは長谷川くん。
だって、身近にあんな王子様キャラいないんだもん。
すると、先生は顎に手を乗せ、何かを考え出している仕草をみせる。
「もしかして、椎名って……長谷川のこと好きなのか?」



