その後、長谷川くんは私にとってあんなに重かったキャリーバッグをいとも簡単に持ち上げ、階段の上まで上ろうとする。
すごい……
長谷川くんって結構華奢に見えたけど、やっぱり男の子なんだな。
私とお婆さんもその背中を追いかけ階段を上り切った。
「ほんとうにありがとうね」
お婆さんはそう言いながら、到着していた電車に乗り込んだ。
すごい……
長谷川くんって結構華奢に見えたけど、やっぱり男の子なんだな。
私とお婆さんもその背中を追いかけ階段を上り切った。
「ほんとうにありがとうね」
お婆さんはそう言いながら、到着していた電車に乗り込んだ。



