ある日、

いつもの様に薫ちゃんを見送って帰ろうとしている時。



階段で誰かの声が聞こえた。




「…私、春くんのことが好きです…!」


えぇーーーーーーーー!
告白ーーーーーーー?!


私は思わずその場で立ち止まって息を潜めた。