彼のペースに振り回され、私たちはなぜか『お友達』になった。 風見くんは腕につけたオシャレな時計を見るなり、 「うぉわ!やっべ! じゃあねー!ひかりちゃん! これからよろしく〜♡」 と言って走り去ってしまった。 「あ。行っちゃった…。 ……ん? なんで私の名前しってるの〜〜〜?!」