無口な彼の、ヒミツと本心



パソコンの画面がうっすらと遠退いていく気がするし、数字を打ち込んでも、同じ場所でずっと同じ間違いをしてなかなか前に進まない



親指の付け根に指をギュッとしてツボを押してみるけど――全然効かない。

むしろ気持ちよくて余計、――ねむ……




「朝比奈」