無口な彼の、ヒミツと本心




「それは……」


「あー、うまかったー」




本当に満足したように、芹沢くんはそう言った




「うん、美味しかった」


「ごめんな、もっと気のきいた場所のほうが良かった?」


「ううん、美味しかったよ、充分」