「でもそんな急がなくても、大丈夫」 「そっ……か」 「うん、だからゆっくりでいいよ。ごめん、携帯見てたからだよね」 「あー、ううん」 眼鏡をしていない顔で、こんなプライベートタイムに芹沢くんと話していたら、感覚が麻痺してきた なんだか、知らない人と一緒にいるみたい