そんなことよりも、私は「いく」なんて言ってないし、――お腹は…… 減ってる。 先々あるく芹沢くんのマイペースすぎる後ろ姿を睨むと、私は地面を思い切り蹴りあげて駆け足で芹沢くんにおいついた 「芹沢くん」 「ん?」