無口な彼の、ヒミツと本心


鍵を閉めた芹沢くんが、振り返る


言葉がみつからないから、じっと私は展開を待った

いや、もう。限界。



はやくこの緊張感から解き放たれたい




「じゃあ」


芹沢くんがそう言った瞬間、ヤッタ!と心踊った



「御飯でも、いく?」