恋する時間を私に下さい

「…お姉ちゃん?」

覗き込むルナを見ながら…私もこれくらい美人だったら…きっと、もっと、自分に自信が持てたのに……と考えた。

礼生さんの姿を図書館内で探し回ったり、目で追ってる時間は幸せだった。
その時間を台無しにしてしまった私は、明日からどうすればいいんだろう。

(仕事をやめるなんて、何故言ってしまったの……)


気落ちする私に声もかけられない感じで、三人は部屋の中に立ち尽くしてた。

隣の部屋に一人でいる礼生さんのことを思いながら、時間の流れが、必要以上に遅いような気がしたーーーー。