今、確かにキスされたような感触があった。
でも、それは一瞬でカウントもされないような感じだった。


「二週間も会わなかったのに…これ……⁉︎ 」


唖然としてる時間は、私にはなさそうです。

…だって、これから買い物へ行って、さっきのリクエスト料理を作らないといけないから。



「っんもう!…誰か!私に恋する時間くらい下さい!!」


ブツブツ言いながら走り出す。



…私と礼生さんの時間はこれから後も続くけど、今日の所はとりあえず、ここまでで…。


THE・END