「ゼッタイ、リリィちゃんのおかげだよ!」
「サンキュー!助かった!」
「リリィちゃんに応援されたら、レイさん、やめれね〜もんな!」
良かった良かった…と肩を叩き合いながら出てく。
その後ろ姿にコウヤさんがいないのが残念だった…。
「あっ!一つ朗報!」
思い出しようにセイジさんが振り返りました。
手にしかけたマンガ本を置いて、皆の方を向きました。
「コウヤ、釈放されたって。…リリィちゃんのおかげだよ。あいつのこと、訴えないでいてくれてありがとな!」
嬉しそうな顔でした。
その顔を眺めて、心から良かった…と思った。
「…もう二度と、あいつがレイのマンガを手伝うことはないと思うけど…」
セイジさんの悔しそうな横顔。
それは、まるで礼生さんも同じような気がしました。
「それでも…きっと…ファンでいてくれると思うから…」
許してやってくれよと言うセイジさんに、涙を潤ませながら頷いた。
怖くて二度と会いたくない人だけど…これからもずっとファンとして、『オガタ レイ』を支えていって欲しい…と願った。
三人が手を振りながら出て行った後、礼生さんのマンガを読み始めた。
二度と揃わない五人の姿を思い浮かべて、目頭が熱くなって仕方なかったーーー。
「サンキュー!助かった!」
「リリィちゃんに応援されたら、レイさん、やめれね〜もんな!」
良かった良かった…と肩を叩き合いながら出てく。
その後ろ姿にコウヤさんがいないのが残念だった…。
「あっ!一つ朗報!」
思い出しようにセイジさんが振り返りました。
手にしかけたマンガ本を置いて、皆の方を向きました。
「コウヤ、釈放されたって。…リリィちゃんのおかげだよ。あいつのこと、訴えないでいてくれてありがとな!」
嬉しそうな顔でした。
その顔を眺めて、心から良かった…と思った。
「…もう二度と、あいつがレイのマンガを手伝うことはないと思うけど…」
セイジさんの悔しそうな横顔。
それは、まるで礼生さんも同じような気がしました。
「それでも…きっと…ファンでいてくれると思うから…」
許してやってくれよと言うセイジさんに、涙を潤ませながら頷いた。
怖くて二度と会いたくない人だけど…これからもずっとファンとして、『オガタ レイ』を支えていって欲しい…と願った。
三人が手を振りながら出て行った後、礼生さんのマンガを読み始めた。
二度と揃わない五人の姿を思い浮かべて、目頭が熱くなって仕方なかったーーー。