(守るって決めた……どんな怖い目にあっても……それを貫き通す……!)


「…コウヤさんに脅されても、私は出て行きません!この人の側を…絶対に離れません!」


怖くてガタガタ震えてたような気がします。
でも、それでも礼生さんのことを抱きしめてさえいれば怖くなかった。

コウヤさんは、フンッ!と鼻息を荒くして部屋を出て行った。
スグルさんが後を追いかけてく。

二人が去ってしまった後、部屋の中には、時が止まったような静けさが漂っていましたーーーーー