「まさかガタさんがBL描いてるとは知らなくて。僕は新人漫画賞を取った頃のガタさんのマンガが好きで、アシスタントを希望したつもりだったのに…」
初めのうちは、レイさんのことを軽蔑してた。
路線のまったく違う漫画を描いてでも、有名になりたいのか…と呆れたそうだ。
「でも…ガタさんはアラシとトドロキよりも、僕のことを一番信頼してくれた。大事なアシスタントして、ホントに良くしてくれた。売れる為に漫画を描いてるけど、決してそれが本望じゃないと話してくれた。……苦悩してた。漫画描くことをとてもツラがってた……。僕は…そんなガタさんの…苦しんでる姿に惚れたんだ……」
カッコ悪いところも弱気なところも見せれる相手。
礼生さんにとって、コウヤさんはそんな人だったのかもしれない…。
「僕らはいい関係だった。アシが増えても、ガタさんは僕を一番必要としてくれる。…でも、この頃は少し違う気がする…。リリィちゃんが家事を手伝い始めてから、ガタさんは少しずつ変わってった気がする……」
寂しそうな横顔してたコウヤさんが、やっと私の方を向いた。
その目は悔しそうで、でも、挫けない強さが隠れてた。
「リリィちゃんの作るものを食べ始めてから…ガタさんの愚痴が減った。描くのはツラそうだったけど、やり抜こうと、どこか無理してるところもあった。僕らの為かな…と思ってたけど……違う……リリィちゃんの為だ……」
「……私の…為…?」
初めのうちは、レイさんのことを軽蔑してた。
路線のまったく違う漫画を描いてでも、有名になりたいのか…と呆れたそうだ。
「でも…ガタさんはアラシとトドロキよりも、僕のことを一番信頼してくれた。大事なアシスタントして、ホントに良くしてくれた。売れる為に漫画を描いてるけど、決してそれが本望じゃないと話してくれた。……苦悩してた。漫画描くことをとてもツラがってた……。僕は…そんなガタさんの…苦しんでる姿に惚れたんだ……」
カッコ悪いところも弱気なところも見せれる相手。
礼生さんにとって、コウヤさんはそんな人だったのかもしれない…。
「僕らはいい関係だった。アシが増えても、ガタさんは僕を一番必要としてくれる。…でも、この頃は少し違う気がする…。リリィちゃんが家事を手伝い始めてから、ガタさんは少しずつ変わってった気がする……」
寂しそうな横顔してたコウヤさんが、やっと私の方を向いた。
その目は悔しそうで、でも、挫けない強さが隠れてた。
「リリィちゃんの作るものを食べ始めてから…ガタさんの愚痴が減った。描くのはツラそうだったけど、やり抜こうと、どこか無理してるところもあった。僕らの為かな…と思ってたけど……違う……リリィちゃんの為だ……」
「……私の…為…?」

