「いただきます」も「ご馳走さま」も「美味しい」も言ってくれない礼生さんだったけど、私が作ったものを眠りながらも飲んでくれたことに、お礼さえ言いたくなりました。
ゆっくりと口に運ばれては飲み込こんでく姿を見ながら、早く意識が戻って欲しい…と願った。
どんな酷い言い方をされても、怒鳴られてもいい。
起きてる礼生さんと話がしたい…。
ただ、それだけを願ってた…。
ーーー翌日、アラシさんとトドロキさんがやって来ました。
礼生さんの変わり果てた様子に涙して、自分達にも何か手伝わせろとコウヤさんに頼んだ。
でも、コウヤさんは、自分も私もいるから平気だと言って断った。
自分が礼生さんの恋人だとは言わなかった。
長い付き合いだから、言わなくても知ってるのかと思ってたけど……
「…何の冗談?」
そう言って笑ったのはセイジさんでした。
アラシさん達が帰った後、様子を見に来た彼に、私は思いきって相談してみた。
「レイがゲイだなんて聞いたこともないよ。あいつ初対面で俺に会った時、『そんな趣味はねぇ!』って言ってたし、あんなマンガ描いてるのも、『売れる為だ!』と話してた」
「…じゃ…どうしてコウヤさんはあんなこと言ったの……?」
「単純にレイが好きだからじゃない?…あいつがその気のある奴だとは、俺も知らなかったけどね……」
「好き…?」
「うん…。コウヤはレイの大ファンだからさ…。編集部に頼み込んで、アシスタントにまでしてもらうくらいの!」
ゆっくりと口に運ばれては飲み込こんでく姿を見ながら、早く意識が戻って欲しい…と願った。
どんな酷い言い方をされても、怒鳴られてもいい。
起きてる礼生さんと話がしたい…。
ただ、それだけを願ってた…。
ーーー翌日、アラシさんとトドロキさんがやって来ました。
礼生さんの変わり果てた様子に涙して、自分達にも何か手伝わせろとコウヤさんに頼んだ。
でも、コウヤさんは、自分も私もいるから平気だと言って断った。
自分が礼生さんの恋人だとは言わなかった。
長い付き合いだから、言わなくても知ってるのかと思ってたけど……
「…何の冗談?」
そう言って笑ったのはセイジさんでした。
アラシさん達が帰った後、様子を見に来た彼に、私は思いきって相談してみた。
「レイがゲイだなんて聞いたこともないよ。あいつ初対面で俺に会った時、『そんな趣味はねぇ!』って言ってたし、あんなマンガ描いてるのも、『売れる為だ!』と話してた」
「…じゃ…どうしてコウヤさんはあんなこと言ったの……?」
「単純にレイが好きだからじゃない?…あいつがその気のある奴だとは、俺も知らなかったけどね……」
「好き…?」
「うん…。コウヤはレイの大ファンだからさ…。編集部に頼み込んで、アシスタントにまでしてもらうくらいの!」

