ヒュー_ヒュー_
今日は秋風がとても強い…
雨がいつでも降ってもおかしくないような
空がグレー、一色に染まっていた
そんなイスズはとゆうと
オレスカ高の門の前で立ち尽くしていた
『…………フ〜。』
ギュ…_
自分の拳を握りしめ目を閉じ
大きく深呼吸をしオレスカ高へと入っていった
カツカツ__
正面玄関まで歩いていると
ドア付近にもたれかかっている人影を見つける
『……オオカミ』
オオカミはイスズに気づくと
姿勢をただしイスズの方へと歩み寄る
「いよいよ今日やな…
やっぱ心配なってきてもーたわ(苦笑)」
『……ふふ(笑)
ねぇ、ちょっとだけいい?』
そう言ってイスズは
オオカミを連れどこかへと向かった


